「トランクルーム」はこんな使い方も！引っ越し・一時保管に便利な活用法や選び方のポイントを徹底解説
- mokamoto7
- 23 時間前
- 読了時間: 15分
部屋の収納スペースが足りない時の預け先として便利なのが「トランクルーム」です。近年は、自宅の収納代わりとしてだけでなく、引っ越しの荷物を一時的に保管する場所として利用する人も増えています。
トランクルームには、宅配型・屋内型・屋外型などの種類があり、それぞれ特徴が異なります。目的や荷物の量に合わせて選ぶことで、費用や手間を抑えつつ上手に活用できるのが魅力です。
本記事では、トランクルームの基本知識から、種類ごとのメリット・デメリット、おすすめ活用法、失敗しないための選び方のポイントなどをご紹介します。
これからトランクルームの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください！
目次 |
トランクルームとは？
トランクルームとは、荷物を収納・保管するためのスペースを一定期間レンタルできるサービスです。「レンタル収納スペース」とも呼ばれ、海外では「セルフストレージ」として広く普及しています。
■ トランクルームの主な利用目的
|
収納スペースが限られがちなマンション・アパートでは、特に需要が高まっています。
また、個人利用だけでなく法人向けの活用も増えています。
|
トランクルーム利用のメリット
トランクルームを利用することで、主に以下のようなメリットがあります。
住空間が広くなる
使用頻度の低い荷物や季節物をトランクルームに預けることで、住まいにゆとりが生まれます。収納に余裕ができ、整理整頓がしやすくなるため、すっきりとした住環境を維持できます。
好きなタイミングで荷物の出し入れができる
多くのトランクルームは利用者が自由に出入りでき、24時間利用可能な施設もあります。引っ越しやリフォーム時の一時保管場所としても便利です。
家賃コストを抑えられる場合がある
荷物をトランクルームに預けると、住空間に余裕ができ、家賃の安い物件を選びやすくなります。その結果、トータルの生活コストを抑えられることもあります。たとえば、賃貸の部屋をワンサイズ小さくして、使わないものをトランクルームに預ければ、部屋をすっきり保ちながら家賃を節約できます。
トランクルームの種類とそれぞれの特徴
トランクルームは主に以下の3種類に分かれます。
①宅配型トランクルーム
②屋内型トランクルーム
③屋外型トランクルーム
①宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームは、自宅から荷物の発送・取り寄せができ、トランクルーム会社が倉庫で保管するタイプのサービスです。 利用者は自分で倉庫へ足を運ぶ必要がなく、申し込みから荷物の預け入れ、取り出しまでを自宅にいながら完結させることができます。
■ 宅配型トランクルームのメリット
料金が安い
屋内型や屋外型に比べて月額料金が安く、1箱単位で預けられるため、少量の荷物だけを効率よく収納できます。荷物の量に応じて費用を調整できる点も魅力です。
空調・セキュリティが整っている
温度・湿度管理が行き届いている場合が多く、書類や衣類などデリケートな荷物も安心して預けられます。
自宅から手軽に利用できる
荷物の集荷や返送は業者が行うため、自宅に居ながら作業が完結します。外出が難しい方にとって大きなメリットです。
■ 宅配型トランクルームのデメリット
出し入れごとに配送料がかかる場合がある
返却や取り出しの際に配送料が発生する場合があり、頻繁に出し入れする場合はコストがかさむことがあります。
大型家具・家電は預けられない
預けられる荷物は比較的小型のものに限られます。ソファや冷蔵庫など大型の家具家電は預けられません。
■ 宅配型トランクルームはこんな人におすすめ！
|
②屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームは、ビルや倉庫などの建物内に設けられた収納スペースを借りるタイプのサービスです。荷物の管理を運営業者が行う場合もありますが、個人利用では利用者自身が荷物を出し入れ・管理するタイプが一般的です。
■ 屋内型トランクルームのメリット
温度・湿度管理が整っている
空調管理が整っており、温度・湿度が安定しています。そのため、紙類・精密機器・楽器など、湿気や温度変化に弱いデリケートな荷物の保管に適しています。
セキュリティが高い
管理人常駐、防犯カメラ、警備会社による定期巡回などが整備されており、防犯対策がしっかりしています。不審者の侵入や盗難のリスクが少ないので、安心して長期間預けられます。
利便性が高い
都心や住宅地に多く、アクセスしやすい立地が特徴です。鍵を個人で管理できるため、自分の都合で荷物の出し入れも可能です。
■ 屋内型トランクルームのデメリット
費用が高め
他のタイプのトランクルームに比べて、防犯設備や管理体制を重視しているため、初期費用や事務手数料、管理費などが必要になる場合が多く、月額料金もやや高めです。
搬入・搬出は基本的に自分で行う
荷物は利用者自身で搬出入を行う必要があります。家具や家電など大型の荷物は、搬入出の際に体力や手間がかかりますので、注意が必要です。
急ぎの荷物がある時は注意
施設によっては、荷物の出し入れが営業時間内かつスタッフ立ち会いのもとでしかできない場合があります。そのため、急ぎの荷物があるときには不便に感じることもあります。
■ 屋内型トランクルームはこんな人におすすめ！
|
③屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは、コンテナを利用したレンタル収納スペースで、「コンテナ型レンタルボックス」とも呼ばれています。主に屋外に設置されており、車で直接荷物を運び入れられる点が大きな特徴です。
■ 屋外型トランクルームのメリット
料金が比較的安い
屋内型トランクルームと比べて、月額利用料が安めに設定されていることが多く、できるだけコストを抑えて荷物保管をしたい人に向いています。
車を使った搬出入が楽に行える
トランクルームの近く、または横付けで車を駐車できる物件も多く、荷物がスムーズに出し入れできます。引っ越し荷物の一時保管にも便利です。
大型家具・家電に対応可能
大型サイズが充実しており、運営会社によっては8帖程度の広さのトランクルームも用意されています。 家具や家電など、サイズの大きな荷物の保管にも適しています。
■ 屋外型トランクルームのデメリット
温度・湿度管理が弱い
空調設備がないことが多いのが特徴です。 気温や湿度の影響を受けやすい荷物を収納する場合は、防湿対策等を行う必要があります。
汚れやすく、セキュリティ対策の確認が必要
屋外にあるため、屋内型トランクルームに比べて汚れやホコリが付きやすい傾向があります。カバーをかける、定期的に清掃するなどの対策が必要です。
セキュリティ面に注意
敷地構造上、屋内型トランクルームに比べて部外者が侵入しやすい場合があります。 監視カメラや定期巡回など、運営会社のセキュリティ対策を契約前に確認しておくと安心です。
立地条件の確認が必要
郊外に設置されているトランクルームでは、公共交通機関でのアクセスが不便なケースがあります。 荷物の搬出入に車を利用しない場合は、アクセス方法を事前にチェックしておきましょう。
■ 屋外型トランクルームはこんな人におすすめ！
|
トランクルームの種類と特徴比較
種類 | 特徴 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
宅配型 | 自宅から荷物を発送・取り寄せできる | ・月額料金が安く、少量でも預けられる ・温度/湿度管理でデリケートな荷物も安心 ・自宅で作業が完結 | ・出し入れごとに配送料がかかる場合あり ・大型家具/家電は預けられない | ・荷物が少ない人 ・外出せずに利用したい人 ・コスト重視の人 |
屋内型 | ビルや倉庫内の収納スペース。個人で出し入れ管理 | ・温度湿度管理が整い安心 ・高セキュリティ ・都心や住宅地にアクセス良好 | ・費用が高め ・搬入出は基本自分で行う ・急ぎの荷物には不便な場合あり | ・安全/環境重視の人 ・頻繁に出し入れしたい人 |
屋外型 | 屋外設置のコンテナ型。車で直接搬入可能 | ・屋内型より月額料金が安い ・車で搬入出が楽 ・大型家具/家電も預けられる | ・温度/湿度管理が弱い ・汚れやセキュリティに注意 ・郊外だとアクセス不便 | ・車で荷物を運ぶ人 ・大型家具やアウトドア用品を預けたい人 |
トランクルームの料金相場と費用の目安
トランクルームが役立つ
引っ越しの場面とは？
トランクルームは、引っ越し荷物の一時的な保管場所としても活用できます。 ここでは、トランクルームの利用がおすすめな引っ越しの場面を紹介します。
退去日と入居日のタイミングがずれた引っ越し
「退去日と新居の入居日が合わず、新居にまだ荷物を入れられないが、引っ越し自体は進めたい」というケースです。 一度すべての荷物をトランクルームに保管しておくことで、仮住まいに無理に荷物を詰め込む必要がなくなり、スムーズに引っ越しができます。
建て替え・リフォームで仮住まいする場合
家の建て替えや大規模リフォームの際には、一時的に仮住まいへ入居することになります。しかし、仮住まいはスペースが限られていることが多く、家具や家電が入りきらない場合があります。 トランクルームを利用すれば、使用頻度の低い荷物や大型家具を預けておけるため、仮住まいでも快適に生活できます。
海外転勤・長期出張の間の荷物保管
海外転勤や長期出張などで一時的に住まいを離れる場合、家具や家電をすべて処分するのは現実的ではありません。 「一時的に引っ越すが、いずれ戻る予定」という場合は、必要なものだけ持ち出し、残りをトランクルームで保管する方法が有効です。
このように、引っ越しのタイミングや生活状況に合わせてトランクルームを活用することで、無駄な手間やストレスを減らした引っ越しが可能になります。
トランクルーム選びのポイント
自分にとって最適なトランクルームを選ぶには、次の3つのポイントを押さえることが大切です。
|
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポイント①荷物の量・種類を把握する
トランクルームは、利用するタイプや広さによって料金が大きく異なります。
必要以上に広いスペースを選んだり、不要なオプションが付いたサービスを選んでしまうと、余計な費用がかかってしまいます。
そのため、契約前に以下の点を整理しておきましょう。
預ける荷物の量はどのくらいか
温度・湿度管理が必要な荷物か
家具・家電など大型の荷物が含まれているか
衣類や書類などデリケートな荷物が多い場合は屋内型、大型家具や引っ越し荷物の一時保管であれば屋外型など、荷物の特性に合ったタイプとサイズを選ぶことが、無駄な出費を防ぐポイントです。
ポイント②出し入れ頻度や利用目的を考える
トランクルームの料金は、立地によっても大きく変わります。頻繁に荷物を出し入れする場合は自宅近くが便利ですが、出し入れ頻度が低い場合は、必ずしも自宅近くである必要はありません。
■ 自宅の近くが向いているケース
衣類や日用品など、頻繁に出し入れする荷物を預けたい
徒歩や自転車で利用したい
■ 自宅から離れていても問題ないケース
車での出し入れが基本
趣味用品など、年に数回しか使わない荷物
海外赴任・長期出張などで、長期間ほとんど出し入れしない荷物
出し入れの頻度や利用目的に応じて、「利便性」と「料金」のバランスを考えて立地を選ぶことが大切です。
ポイント③搬入・搬出のしやすさを確認する
搬入・搬出のしやすさも、トランクルーム選びで重要なポイントです。 以下の点をチェックしておきましょう。
荷物をどの方法で出し入れするか（手運び・台車・車など）
利用できる時間帯に制限はないか
エレベーターの有無
駐車場があるか、車の横付けが可能か
これらを確認しておくことで、実際に利用し始めてからの負担を大きく減らすことができます。特に引っ越し荷物や大型家具を預ける場合は、搬入経路の確認が重要です。
💡引っ越し荷物の預け先に適したトランクルームは？引っ越し荷物の一時保管には、屋外型トランクルームの利用がおすすめです。 コンテナの近くまで車で荷物を運べるため、力仕事を最小限に抑えられます。 ただし、電化製品や湿気に弱い荷物を長期間保管する場合は、空調設備が整った屋内型トランクルームの方が適している場合もあります。 預ける荷物の特性や保管期間に応じて、最適な設備を選びましょう。 |
トランクルーム利用時の注意点
トランクルームを利用する際は、契約条件や荷物の移動方法など、いくつか注意すべきポイントがあります。
預けられない荷物を事前に確認する
トランクルームには、法律や運営会社の規約により預けられない荷物が定められています。
収納できる内容は運営会社ごとに異なるため、契約前に必ず利用規約を確認し、預けたい荷物が対象外になっていないかチェックしましょう。
■ 主な禁止収納物の例
|
また、荷物のサイズによって収納できない場合もあります。
大型家具や家電を預ける際は、トランクルームの入口や通路を問題なく通れるかも事前に確認しておくと安心です。
利用開始までの時間を確認する
トランクルームは、申し込み後すぐに利用できる場合もあれば、
契約手続き、空き状況、鍵やセキュリティ設定などの関係で、利用開始までに時間がかかるケースもあります。特に引っ越しで利用する場合は、荷物の搬入が可能になるタイミングを事前に確認しておくことが重要です。
特に混雑時は空き待ちになることもあるため、利用を決めたら早めに予約しておくことをおすすめします。
必要に応じて保険加入を検討する
運営会社によっては、トランクルーム内の荷物管理が自己責任となる場合があります。
万が一の盗難や火災、水害などに備えて、必要に応じて保険への加入を検討しておくと安心です。
すでに加入している火災保険や家財保険で補償対象になるケースもあるため、事前に補償内容を確認しておきましょう。
荷物移動の方法を考えておく
多くのトランクルームでは、荷物の搬入・搬出は利用者自身で行う仕組みになっています。
そのため、以下の点を事前に考えておきましょう。
車や運転免許があるか
大型荷物を運べるか
台車やエレベーターが利用できるか
車を持っていない方や、重い荷物が多い場合は、
配送サービスを利用する
運送サービス付きのトランクルームを選ぶ
など、負担を減らせる方法をあらかじめ検討しておきましょう。
まとめ
トランクルームは、単なる「収納スペース」ではなく、引っ越しやライフスタイルの選択肢を広げてくれる便利なサービスです。目的や利用シーンに合わせて活用することで、家賃コストの見直しにつながったり、荷物管理に関するストレスを大幅に軽減できます。
また、引っ越しや住み替えのタイミングにトランクルームを取り入れることで、退去日と入居日のズレや一時保管といった課題を柔軟に解決することも可能です。
トランクルームを賢く活用し、より快適で無理のない住環境を実現しましょう！
トランクルームの荷物移動・引っ越しには 「ハコブ運ばない便」がおすすめ
■ ハコブ運ばない便とは？
「ハコブ運ばない便は」、ドライバー付きレンタカー型の運送サービスです。
荷物の積み下ろしをお客様ご自身に行なっていただくことで、一般的な引っ越し業者や運送業者へ依頼するよりも、費用を抑えて荷物を運ぶことができます。
トランクルームへの荷物運搬は、家具設置が不要であったり、荷下ろしだけで完了するといったケースが多く、引越し業者のフルサービスが不要なことも少なくありません。
ハコブ運ばない便なら、必要な部分だけをプロに任せつつ、無駄を省くことができるため、コストを抑えながらスムーズな荷物移動を行えます。
■ 時間内なら立ち寄りも可能！
「ハコブ運ばない便」は時間制料金のため、時間内であれば
住居 → 新居 → トランクルーム
といった複数立ち寄りも可能。
引っ越し全体の手配を一本化でき、無駄なコストを抑えられます。
■ 「ハコブ運ばない便」はこんな人に向いています！
|
「安く、でも安心して荷物を運びたい」 そんな方は、ぜひ【ハコブ運ばない便】を選択肢の一つとして検討してみてください！
↓詳細・お問い合わせはこちらをクリック！↓
LINEからもお問い合わせいただけます
普段お電話やメールをご利用でないお客様には、LINEでの問い合わせがおすすめです！
お気軽にご利用ください。
↓こちらをクリック、もしくは「ハコブ株式会社」で検索して友だち追加↓
