引っ越しの荷造りに役立つ!便利アイテム12選|効率的な梱包のコツもご紹介
- mokamoto7
- 11月12日
- 読了時間: 14分
引っ越しの荷造りは、想像以上に時間と手間がかかるものです。「どんな道具を用意したらいいの?」「効率よく引っ越し準備を進めたい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、引っ越しの荷造りがスムーズになる便利アイテム12選をご紹介します。さらに、効率的に荷造りを進めるコツや、梱包のポイントも解説します。
これから引っ越しを控えている方は、ぜひ参考にして、快適な荷造りに役立ててください!

目次 |
引っ越し準備に必要な基本アイテム
引っ越しの荷造りに使う道具を事前にそろえておくことで、作業が格段にスムーズになります。
■荷造りに必要なアイテムリスト
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次の項目で、それぞれのアイテムの具体的な用途をご紹介します。
関連記事:「引っ越しの荷運びに役立つ便利アイテム6選(準備中)」
ダンボール
荷物を詰める際の必需品です。引っ越し業者によっては無料で支給されることもありますが、足りない場合は追加購入が必要です。必要なダンボールの枚数は世帯数やライフスタイルによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

■必要枚数の目安
生活形態 | ダンボール枚数 |
単身(1K/ワンルーム) | 約10〜20枚 |
二人暮らし(1LDK・2DK) | 約20〜40枚 |
三人暮らし(2LDK・3DK) | 約40〜60枚 |
四人暮らし(3LDK〜) | 60枚〜 |
※あくまで目安になります。少し多めに用意しておくと安心です!
■ダンボールの調達方法は?
ダンボールは、スーパーやドラッグストアで無料で貰える場合があります。中でも、ペットボトルや瓶が入っていた箱は頑丈に作られているため、本や食器などの重い荷物の梱包に最適です。
ただし、無料で貰えるダンボールの中には、状態が良くなかったり、適切なサイズのものが無い場合もあります。より丈夫で使い勝手の良いダンボールを使用したい場合は、ホームセンターや通販サイトで新品を購入するのがお勧めです。
ガムテープ
ダンボールの底を補強したり、フタを閉じる際に使用します。特に布製のガムテープは粘着力が強いので、重い荷物の梱包にも安心して使えます。

養生テープ
剥がしやすく跡が残りにくいテープです。収納ケースや家具を移動させる際に、引き出しや扉が開かないよう仮止めしたり、上に文字を書いてメモやラベル代わりに貼るなど、幅広く活用できます。
ただし、粘着力はガムテープより弱いため、ダンボールの梱包には不向きです。

油性マジック
ダンボールやビニール袋に、中身の内容や注意書きを記入する際に使用します。太字タイプのマジックを使うと文字がはっきり見やすく、運搬中でも荷物の識別がしやすくなります。

新聞紙・エアキャップ(プチプチ)
食器やガラス製品などの、割れやすい荷物を守る梱包材として使用します。新聞紙は身近で扱いやすく、段ボール内の隙間を埋める緩衝材としても役立ちます。
一方、エアキャップ(プチプチ)はクッション性が高く、衝撃吸収に優れているのが特徴です。また透明なので、梱包した後も中身を確認しやすいというメリットもあります。特に精密機器や陶器類など壊れやすい物は、エアキャップで包むとより安心です。

ビニール袋
液体類の漏れ防止や、小物の仕分けに使用します。また、荷造りの際に出るゴミを入れたり、不要品を分別する際にも役立ちます。
大・中・小サイズをそれぞれ用意しておくと、用途に応じて使い分けられて便利です。荷造り中は何かとゴミや不要品が出やすいので、複数枚を多めに用意しておきましょう。
ロープ・ビニールひも
荷物を荷台に固定したり、解体した家具をくくってまとめることができます。使い終わった後のダンボールなどを束ねるのにも使えます。

はさみ・カッター
テープやビニールひもをカットするのに使います。引っ越し後の開梱作業にも使うので、すぐに取り出せるような状態にしておくと便利です。
軍手・手袋
掃除や家具・家電の搬入・搬出時に手を保護するために使用します。滑り止め付きのタイプを選ぶと、作業中の安全性が高まります。
マスク
荷造りや掃除中のホコリ対策として使用します。使い捨てタイプがおすすめです。

掃除グッズ (雑巾やウエットシート、マイクロモップなど)
家具や家電にはホコリや汚れが付着していることが多いため、荷物を動かす際にきれいにしておきましょう。特に賃貸物件では、退去時に部屋をきれいにすることで敷金返還にも有利になります。

工具(ドライバー)
家具の解体や組み立てに使用します。解体時に外したネジなどはビニール袋にまとめ、養生テープで本体に貼っておくと紛失を防げます。

引越しの荷造りはいつから始める?
荷造りに必要な日数は、引っ越しの規模や持ち物の量によって大きく異なりますが、引っ越し予定日の1ヶ月前〜3週間前が理想的と言われています。早めに着手することで、不要品の整理や処分も計画的に行えます。
■おすすめの荷造りスケジュール例
①1ヶ月前
・引っ越し業者探し/契約 ・新居へ持っていくもの、持っていかないものの仕分け
▼
②2〜3週間前
・使用頻度の低い荷物(シーズンオフの衣類・本など)を梱包 ・不用品の処分
▼
③1週間前
・生活必需品以外の梱包を進める ・冷蔵庫の中身を徐々に減らす
▼
④引っ越し前日
・梱包を全て終わらせる ・冷蔵庫の中身を空にする ・洗濯機・冷蔵庫の水抜き ・手荷物や引越し後すぐに使う荷物を準備
▼
⑤当日
・荷物の最終確認
引っ越し業者が到着する前には、すべての荷物が搬出できるように準備を整えておきましょう。

■引っ越し当日までに荷造りが間に合わなかったらどうなる?
引っ越し当日までに荷造りが間に合わなかった場合、引っ越し業者から作業を拒否されたり、梱包作業代が追加で請求される可能性があります。
これは、引っ越し業者が依頼人と標準引越運送約款に基づき契約を結んでおり、荷物を運送に適した状態で準備することが求められているためです。そのため、荷造りが完了していない場合は契約違反となる恐れがあります。
「第七条 荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。 2 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。 3 前二項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。 引用:全日本トラック協会「標準引越運送約款」
作業ができない場合は、引っ越しがキャンセル扱いとなり、キャンセル料金が発生することもあります。余計な費用を防ぐためにも、荷造りは余裕を持って進めることが大切です。
なお、業者によっては有料オプションとして「荷造り代行サービス」を提供しています。荷造りが間に合わない場合や、準備時間に余裕がない場合は、こうしたサービスの利用も検討しましょう。

効率よく荷造りするためのコツ
■ 荷造りを始める前に荷物整理を行う
荷造りを始める前に断捨離を行うことで、作業量を大幅に削減できます。不用品の処分方法には、以下のような選択肢があります。
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家具などの大きなものを粗大ゴミとして処分する場合は、自治体に収集を依頼する必要があります。依頼が遅れると引越し日までに処分できないことがあるため、早めに手配しましょう。詳細は各自治体の案内を確認してください。
■ ガムテープの貼り方を工夫し底抜けを防ぐ
ダンボールは正しく組み立てないと、重い荷物を入れたときに底から抜けてしまう可能性があります。歪まないようにしっかりと組み立て、ガムテープで適切に補強して底抜けを防ぎましょう。ガムテープは箱の側面まで届くように、長めに貼るのがポイントです。
<おすすめのガムテープの貼り方>
十字貼り | キ貼り | 米貼り |
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底の中心に十字状に貼る方法です。箱に荷物を詰めたとき、最も重量がかかるのは底の中心部分になるため、ここを補強することで、荷物が偏っても安定しやすくなります。 | 本や食器、パソコン、カメラなど精密機器を入れる場合に最適です。底全体をしっかり補強できます。 | キ貼りよりもさらに頑丈に補強します。箱が重くなりやすい荷物の梱包に有効です。ただし、テープを多く消費するほか、解体までに時間がかかる点には注意が必要です。 |
💡箱の上面を閉じるときは、一の字貼りで問題ありません。
⚠️ガムテープを貼るときの注意点
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■ 水に弱い荷物には防水対策を
衣類や本、紙製品などは湿気や水に弱いため、梱包の際はあらかじめ防水対策をしておくと安心です。
ダンボールの内側に大きめのビニール袋をセットするだけで、簡単に防水カバーの代わりとなり、荷物の水濡れを防げます。

■ 普段使わないものや、梱包の手間がかかるものを先に梱包する
引っ越しの荷造りは、使用頻度の低いものから始めるのが基本です。シーズンオフの衣類やレジャー用品など、普段あまり使わないものから梱包していきましょう。
また、食器やキッチン用品は割れ物が多く、緩衝材で包む作業に時間がかかります。よく使うものだけを残し、それ以外は早めに箱詰めしておくと、後の作業がぐっと楽になります。
■ 「軽いものは大きな箱」に、「重いものは小さな箱」に詰める
荷物は、軽いものは大きな箱に、重いものは小さな箱に詰めるのが基本です。本・食器などのかさばって重くなりやすいものは小さめのダンボールに、衣類や寝具などの軽いものは大きめのダンボールに入れましょう。詰める際は、持ち運びやすくなるよう重量バランスを意識することが大切です。
また、ダンボールに荷物を詰め込みすぎると、重くなりすぎて底が抜けたり、運搬中のケガや破損の原因になることがあります。箱の8割程度を目安に詰めるのがおすすめです。
■ ダンボールに「中身」+「運搬先の部屋」を明記する
梱包したダンボールには、中身の内容と運搬先の部屋名を記入しておくと、荷物の搬入や開梱がスムーズになります。
記入例 本:2F洋室 衣服:1F和室 |
ダンボールの上面と側面の両方に記入しておくと、どの向きで積まれても内容をすぐに確認できて便利です。
また、割れ物が入っている場合は「割れ物注意」などの注意書きを添えておくと、破損防止にもつながります。

■ 「引っ越し後にすぐに使う荷物」は別箱にまとめておく
引っ越し後すぐに使う荷物は、ほかの荷物とは分けて梱包しておきましょう。専用のダンボールを1つ用意し、まとめておくのがおすすめです。外側に「すぐ使う」と明記しておくと、引っ越し後に必要なものをすぐに取り出せるため、荷ほどきのストレスも軽減されます。
<新居ですぐ使うものの例>
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アイテム別荷造り方法
■ キッチン関係
割れやすい食器類は、1つずつ新聞紙やエアキャップ(プチプチ)で丁寧に包みましょう。重ねて梱包すると衝撃で割れる恐れがあるため、必ず1枚ずつ包んでください。箱に詰めたあとは、丸めた新聞紙やエアキャップ(プチプチ)などで隙間をしっかり埋めて、中で食器が動かないようにしましょう。
包丁は、折りたたんだ厚紙に挟んで刃先が出ないようにし、上からガムテープを巻いて安全に固定しましょう。

■ 衣類・雑貨類
衣類は、引き出しごとや種類ごとにまとめてダンボールに詰めましょう。空いたスペースには帽子やベルト、バッグなどの小物を入れると、スペースを有効活用できます。量が多い場合は圧縮袋を利用すると、コンパクトにまとまり、収納効率が上がります。
コート・スーツ・ドレスなど、畳むのが難しい衣類が多い場合は「ハンガーボックス」で梱包するのがおすすめです。ハンガーボックスとは、衣類をハンガーにかけたまま梱包できる専用ボックスです。引っ越し業者のオプションで利用できる他、通販サイトやホームセンターでも購入できます。
靴は、型崩れ防止のために中に紙を詰め、1足ずつ新聞紙やビニール袋で包みます。汚れがある場合は、他の荷物を汚さないよう事前にきれいにしておきましょう。

■ 本・雑誌
本は重くなりやすいため、小さめのダンボールに分けて梱包します。詰めすぎると箱が破れたり、持ち上げにくくなるため、空いたスペースには軽い雑貨や布類を詰めて重さを調整しましょう。
■ 電化製品
エアキャップ(プチプチ)などで包み、箱に詰めたあと、隙間に緩衝材を詰めて固定します。パソコンやDVDレコーダーなどのデータ類は、事前にバックアップを取っておくと安心です。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、当日、引っ越し業者が梱包を行うケースが多いです。前日に水抜きを済ませ、コード類はまとめて本体に養生テープで固定しておきましょう。
荷造りの時間がないときの 時短テクニック
忙しくて荷造りに十分な時間を取れないときは、次の手順で進めると時短になっておすすめです。
■ 時短荷造りの手順
STEP1 | ダンボールをまとめて組み立て、各部屋に振り分ける
最初に全てのダンボールを組み立てておくと、箱詰めの流れがスムーズになります。 リビング用・寝室用など、部屋ごとに数箱ずつ置いておきましょう。
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STEP2 | 手荷物以外の荷物をどんどん詰める
使っていないものや、当日まで不要なものから優先して箱詰めしていきましょう。 「普段使わないもの → 直前まで使うもの」の順で詰めていくと効率的です。
▼
STEP3 | 引っ越し前日の夜〜当日の朝にダンボールの封をする
最後に封をすれば、直前に必要な物を取り出す際も手間がかかりません。 封をしたら、荷物の中身と運搬先の部屋をしっかりと記入しておきましょう。
梱包作業を効率化すれば、限られた時間でも引っ越し当日までに荷造りを完了させることが可能です。

まとめ
引っ越しはやることが多く大変ですが、必要な道具を揃え、順序立てて荷造りを進めることで、ぐっとスムーズに進みます。
本記事を参考に、効率的で安全な引っ越し準備を行いましょう!
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