「レンタカー引っ越し」は安い?成功のコツやおすすめ車種、費用相場などを徹底解説
- mokamoto7
- 18 時間前
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「引っ越しをできるだけ安く済ませたい」「自分のペースで引っ越ししたい」そんな方に人気なのが、軽バンやハイエースなどをのレンタカーを使った自力引っ越しです。
今回は、レンタカーを使った引っ越しのメリットや注意点、車種の選び方、費用相場、節約のコツ、具体的な引っ越しの流れなどを、まとめてご紹介します!

目次 |
レンタカー引っ越しと業者依頼との違い
引っ越し業者に依頼する場合と、レンタカーで自力で引っ越しを行う場合では、費用の内訳が大きく異なります。まずは、それぞれの方法でどのようなコストがかかるのかを見ていきましょう。
■ 引っ越し業者に依頼した場合にかかるコスト
基本料金(時期・時間帯によっては割増料金あり)
作業スタッフの人件費
オプションをつける場合はオプションサービス料金
旧居から新居までの移動費
■ レンタカーで引っ越しをした場合にかかるコスト
車のレンタル料金(+保険などのオプション)
ガソリン代
運搬・梱包資材の購入またはレンタル費(台車など)
必要に応じて駐車場代

レンタカーで引っ越しをするメリット
(1)引っ越し費用を大幅に節約できる
レンタカーを利用して引っ越しをする最大のメリットは、人件費がかからないことです。引っ越し業者に依頼する場合に比べて、レンタカー代とガソリン代だけで済むため、特に荷物が少ない単身者や近距離の引っ越しでは大幅な節約になります。
(2)自分のペースで作業できる
引っ越し業者を利用する場合、作業時間が長引くと追加料金が発生することがあります。また、急なスケジュール変更やキャンセルが必要になった場合、キャンセル料や再予約の手間がかかることもあります。さらに、引っ越し料金は時期や時間帯によって変動するため、予定を変更しただけで費用が大きく変わることも少なくありません。
一方、レンタカーを利用した引っ越しなら、業者のスケジュールに縛られることなく、自分の都合に合わせて日程や作業ペースを調整できます。時間内に往復できる距離であれば、複数回に分けて運搬することも可能で、荷物の量やスケジュールに合わせた柔軟な対応ができます。
(3)荷物と一緒に移動できる
引っ越し業者のトラックに同乗することは法律で禁止されています。一方、レンタカーを使えば荷物と一緒に目的地へ移動できるため、交通費を節約しながら効率的に引っ越しが行えます。
(4)プライバシーを守れる
業者に依頼すると、他人に家具や生活用品を見られることになります。レンタカーを使った自力引っ越しなら、他人に見られず自分だけで作業が完結するため、プライバシー面でも安心です。

レンタカー引っ越しのデメリットと注意点
(1)すべて自分で作業(積み込み・運搬・養生)する必要あり
レンタカー引っ越しでは、養生・荷造り・積み込み・運搬・荷下ろしといった作業をすべて自分で行う必要があります。荷物が多かったり、大型家具がある場合は、体力的にも時間的にも大きな負担になります。また、慣れない作業中にケガや家具の破損をしてしまうリスクもあります。
効率的かつ安全に作業を進めるためには、台車などの荷物運びに便利なアイテムを準備しておくと安心です。一部のレンタカー会社では、台車やラッシングベルトなどを有料でレンタルできるオプションを提供していることもあるので、必要に応じて利用しましょう。
(2)大型車の運転には慣れが必要
ハイエースやトラックなどの大型車両をレンタルする場合、車幅が広く後方の視界も限られるため、運転に慣れていない人にとっては難易度が高いです。また、荷物を多く積むと重心が高くなり、荷崩れや事故のリスクも増します。
慣れない運転は、精神的・肉体的な疲労も大きくなります。普段よりもスピードを控え、慎重なハンドル操作と安全運転を心がけましょう。
(3)梱包資材の準備が手間
引っ越し業者では、ダンボールやガムテープ、緩衝材などを無料または格安で提供してくれることがありますが、自力で引っ越しを行う場合は、これらを自分で準備しなければなりません。
ダンボールはスーパーやドラッグストアで無料で手に入れることができますが、状態があまり良くなかったり、必要なサイズのものが見つからないこともあります。より丈夫で使い勝手の良いダンボールを用意したい場合は、通販サイトやホームセンターで購入しましょう。
関連記事:「荷造りや荷運びに使える!便利アイテム17選」
(4) 手伝いをしてくれる人がいないと大変
大型家具や家電の搬出入は一人では難しいことが多いです。人手が足りないと作業が進まなかったり、家具や壁を傷つけてしまうリスクもあります。事前に家族や友人など、手伝ってくれる人を確保しておきましょう。
(5)家具・壁の破損は自己責任
レンタカーの保険は、車両の損傷に対して補償されることが多いですが、家具や壁、床の破損、荷物の紛失に関しては自己責任となります。特に新築や賃貸マンションでは、壁や床に傷がつくと修繕費がかかることもあります。梱包や積み込み作業の際は、保護材や毛布を使って、丁寧に作業を進めましょう。
(6)駐車・返却・給油などの管理が必要
マンションや繁華街では、一時的な駐車スペースを確保する必要があります。無断駐車をすると、近隣住民や管理会社とのトラブルになることもあります。
また、レンタカーには「ガソリン満タン返し」や「返却時間厳守」などのルールがあるため、作業が押すと時間に追われやすくなります。焦って運転すると事故のリスクが高まるため、余裕をもったスケジュール管理が重要です。返却場所やガソリンスタンドの位置を事前に確認しておきましょう。
もし時間に不安がある場合は、レンタル時間を24時間など長めに設定しておくと、夜間に荷物を運び、翌朝に返却するなど柔軟に対応できます。さらに、一部のレンタカー会社では、出発店舗と異なる店舗に車を返却できる「ワンウェイ(乗り捨て)」サービスも提供しています。このサービスを利用すれば、新居近くで車を返却できるため、無駄な移動を避けることができます。ただし、追加料金がかかるため、料金や対応エリアをあらかじめ確認しておきましょう。

レンタカーの選び方とおすすめ車種
引っ越し用レンタカーを選ぶ際は、運ぶ荷物の量や大きさ、運転のしやすさなどを総合的に考えることが重要です。
■ 選び方のコツ
(1)荷台の積載量をチェック
まずは自分が運ぶ荷物の量をチェックし、レンタルする車両に載せられるか考えましょう。荷物が少ない場合は軽トラックや小型バンで対応可能ですが、家具や家電が多い場合は、2tトラックなど大型車両が必要になります。
関連記事:「軽自動車や軽トラックはどれくらい荷物を載せられるの?」
(2)運転のしやすさをチェック
運転に自信がない方や、初めて大型車を運転する方は、運転のしやすさも重視しましょう。小回りが利き、視界が広い車種を選ぶと安心です。
(3)オプションをチェックする
レンタカー会社によっては、ワンウェイ(乗り捨て)サービスや、荷物運びに便利な台車やラッシングベルトなどのレンタルオプションを提供しています。必要であれば活用して、引っ越し作業の負担を減らせる工夫をしましょう。
■ 単身・荷物が少ない人の引っ越しにおすすめのレンタカー
一人暮らしや荷物の少ない単身者には、小型バン・軽トラックがおすすめです。
[ 特徴 ]
安価でレンタルできる
狭い道でも運転しやすい
大型の家具は運びにくい
積載量に限りがある
[ おすすめ車種 ]
スズキ「エブリィワゴン」、ダイハツ「ハイゼットカーゴ」(小型バン): ワゴンタイプなので雨の日でも安心。天井が高めに設計されているため、大きな荷物や背の高い荷物も積みやすい

■ カップル・2人暮らしの引っ越しにおすすめのレンタカー
カップルや2人暮らしの引っ越しには中型バンがおすすめです。
[ 特徴 ]
軽バンより積載量が多く、大型家電も積み込める
普通免許で運転できる
[ おすすめ車種 ]
トヨタ「ハイエース バン」:運転席からの視界が良く運転しやすい。 日産「キャラバン ロング」:荷室が広く、積載力がある。

■ 家族・大型家具家電が多い方におすすめのレンタカー
2人〜3人の家族での引っ越しや、2K〜2DK程度の引っ越し、大型家具・家電が多い場合の引っ越しには、2tトラックなどの大型車両が必要です。
[ 特徴 ]
ベッド・ソファ・冷蔵庫など大型荷物を一度に運べる
狭い道や駐車スペースの確保に注意が必要
レンタルには準中型免許が必要
[ おすすめ車種 ]
スズキ「エルフ」(2tトラック):家具が多い引っ越しに適している。準中型免許が必要

レンタカーで引っ越しする際の費用の相場
レンタカーの費用の目安は以下の通りです。
車種 | 1日あたりのレンタル料金 |
軽バン・軽トラック | 8,000〜10,000円程度 |
中型バン | 14,000〜17,000円程度 |
2tトラック | 18,000〜25,000円程度 |
※ガソリン代が別途かかります。
※場合によっては、高速道路料金やワンウェイ(乗り捨て)料金などのオプション料金が発生することもあります。
※料金はレンタカー会社やエリアによって異なります。
レンタカー引っ越しの費用を安く抑えるコツ
以下のポイントを押さえることで、レンタカー引っ越しの費用が安くなる場合があります。
(1) 平日に借りる
週末や連休は予約が集中しやすく、料金も高くなりがちです。引っ越し日程に余裕がある場合は、平日を選ぶことで費用を抑えられます。
(2) 早割・キャンペーンを活用
レンタカーは早めに予約することで早割やキャンペーン割引を利用できる場合があります。余裕を持って計画し、早めに希望の車種を確保しましょう。
(3) 引っ越し荷物を減らす
引っ越し前に不要な家具や家電、衣類を処分することで運ぶ荷物の量を減らせます。荷物が少なくなれば、より小さい車種で済み、レンタル料金やガソリン代も節約できます。リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却すれば、引っ越し費用の補填にも繋がります。

レンタカー引っ越しの流れ
レンタカーで引っ越しを成功させるために、事前準備から返却までの流れをしっかり把握しておきましょう。
STEP1 | 【~引っ越し前日】荷物量や駐車スペースの確認・車種選び
まずは運ぶ荷物の量や大きさを確認し、それに合った車両サイズを選び、料金をシミュレーションしておきます。引っ越し先の道路幅や駐車スペースも事前にチェックすることで、トラブルを防げます。
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STEP2 | レンタカー予約
ネットなどでできるだけ早めにレンタカーを予約し、希望の車種を確保しておきましょう。特に週末や連休は予約が集中するため、余裕を持って手配しましょう。
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STEP3 | 梱包作業・アイテムの準備
荷物を梱包し、荷造りを進めます。また、引っ越し当日に備えて台車やラッシングベルトなどの運搬道具も準備しておきましょう。
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STEP4 | 【引っ越し当日】養生
荷物の運び入れや運び出しを行う際、部屋を傷つけないように養生を施します。
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STEP5 | 車の引き取り
予約したレンタカーを引き取りに行きます。トラブルを避けるために車両の傷や状態をしっかり確認してから出発します。
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STEP6 | 荷物の積み込み
荷物を車に積み込みます。無理なく積めるように荷物の大きさや重さを考慮しながら積み込みましょう。
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STEP7 | 運転
安全運転で目的地まで荷物を運びます。長距離運転の場合は休憩を取りながら、焦らずに進みましょう。
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STEP8 | 荷物を新居へ搬入
荷物を車から降ろし、新居へ運び入れます。重いものや大型の荷物は、特に慎重に運びましょう。
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STEP9 | ガソリンを満タンにする
荷物の搬入・搬出を終えたら、近くのガソリンスタンドでガソリンを満タンにします。「満タン証明」のレシートを忘れずに取得しておきましょう。
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STEP10 | 車を返却・料金を清算
車両に新しい傷などがついていないか最終チェックをし、問題がなければ返却手続きを進めます。レンタカー料金を清算し、無事に返却が完了したら作業終了です。
引っ越し当日は、レンタカーの返却時間に間に合うよう余裕を持って行動しましょう。予期しないトラブルや渋滞、荷物の運搬に時間がかかることもあるので、少し早めに準備を進めておくと安心です。特に、ガソリンの補充や返却場所までの移動時間も考慮して、計画的にスケジュールを立てるようにしましょう。
レンタカー引っ越しをスムーズに行なうコツ
ちょっとしたコツを知っておくことで、トラブルの予防や、作業の効率化につながります。レンタカー引っ越しの各ステップで役立つ実践的なコツを紹介します。
■ 事前準備(荷造り)
✅ 段ボールの底を補強する
段ボールに荷物を詰める前に、ガムテープで底面を補強します。十字貼りやH貼りでしっかり固定することで、荷物が底から抜けるのを防げます。
本や食器、パソコン、カメラなど精密機器を入れる場合は、より頑丈な「キ貼り」や「米貼り」がおすすめです。底面にエアクッションなどの緩衝材を敷くと、輸送中の衝撃も軽減できます。
蓋部分も一字貼りやH貼りで固定し、運搬中に荷物が飛び出さないようにしましょう。
✅段ボールの隙間を埋める
隙間があると荷物が動き、中身が損傷する危険があります。緩衝材や新聞紙を詰め、荷物を固定しましょう。食器など壊れやすいものにはエアクッション、小物には新聞紙やタオルを活用すると安心です。
✅段ボールに品名を記入する
中身が分かるように段ボールの側面に品名を記入しておくと、搬入時や開梱時に便利です。蓋に書くと重ねた際に見えなくなるため、側面へ記入しましょう。
✅家具を分解する
家具は可能な限り分解しておくと運びやすく、作業効率が上がります。また、家具や壁を傷つけるリスクや怪我の可能性も減らせます。分解したパーツやネジは袋にまとめ、紛失を防ぎましょう。
✅冷蔵庫や洗濯機は水抜きをしておく
冷蔵庫や洗濯機を運ぶ場合は、あらかじめ溜まっている水を捨てる(水抜きする)必要があります。水抜きの手順はメーカーや型によって異なるため、取扱説明書を確認してください。水抜きは時間がかかるため、運搬前日までには済ませておきましょう。
✅養生をしっかり行う
養生とは、荷物を運ぶ際に壁や床を傷つけないよう保護することです。養生を怠ると、少しの傷でも多額の修理費が発生することがあります。面倒でも、リスクを減らすためにしっかり行いましょう。
養生が必要な場所は、出入りするドア、通路の壁、床、柱の角などです。特にコーナー部分は念入りに保護しましょう。マンションやアパートでは、エレベーターなどの共用部分も養生すると安心です。トラブル防止のため、事前に建物の管理者に相談しておくことをおすすめします。
養生材には段ボールが便利です。貼り付ける際は、跡が残りにくい養生テープを使うと良いでしょう。
■ 引っ越し当日
✅ ドアストッパーで出入り口を止めておく
何度も部屋を行き来する際、ドアが自動で閉まらないようにドアストッパーを使って固定すると、作業がスムーズになります。台車を使う際にも便利です。
✅複数人で荷物を運ぶ場合はリレー形式で
一人ひとりが別の荷物を運ぶより、一つの荷物を順番に渡していく「バケツリレー方式」の方が効率的です。往復が減るため体力の消耗も抑えられます。
✅荷物の運び方や積み方を工夫する
重い荷物を運ぶ際は、平台車や運搬ベルトを使うと、力の弱い方でも安全に運べます。また、車に荷物を積む際は、重いものは下に、軽くて壊れやすいものは上に積みます。段ボールの隙間を埋めるために、緩衝材や毛布を使うと荷物が安定します。大型の荷物は最後に運び、車の後方に積むと効率的です。
✅洗濯機を運ぶ時は要注意
洗濯機などの大型家電を運ぶ際は、必ず水平を保った状態で運びましょう。斜めにすると故障の原因となることがあります。数人で協力して運ぶことで、安全に作業を進めることができます。
✅荷崩れ対策をする
荷台に隙間があると荷崩れしやすいため、クッションや毛布で隙間を埋めるのがおすすめです。それでも不安な場合は、ラッシングベルトを使い、荷物をまとめて固定するようにしましょう。

レンタカー引っ越しが向いている人・向かない人
レンタカーでの引っ越しは、費用を抑えつつ自分のペースで作業したい方に向いています。特に荷物が少ない単身者や近距離の引っ越しに最適です。
一方で、荷物が多い場合や、運転や体力に不安がある方にはあまり向いていません。また、長距離の引っ越しは、業者を利用した方が安心なこともあります。自分の状況や希望に合わせて、最適な方法を選びましょう。
<レンタカー引っ越しに向いている人>
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<レンタカー引っ越しに向かない人>
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まとめ
レンタカーを使った引っ越しは、費用を抑えつつ自分のペースで作業できるのが大きな魅力です。ただし、荷物の量や移動距離によってはコストが高くつく場合もあります。また、運搬道具や資材の準備、養生、車両返却、駐車場の手配など、自分で行う作業が増えるため、精神的・肉体的な負担も大きくなります。
そのため、場合によっては無理をせず、引っ越し業者や便利なサービスを併用するのがおすすめです。自分に合った方法で準備を整え、快適な新生活をスタートさせましょう。
レンタカーより便利! プロドライバー付き車両レンタル 「ハコブ運ばない便」
「全部自力でやるのは大変。だけど引っ越し業者に丸投げすると費用が高い…」そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、プロドライバー付きの車両レンタルサービス『ハコブ運ばない便』です。
レンタカーより安全で、引っ越し業者より安く、引っ越しを行うことができます!
■ 「ハコブ運ばない便」の特長
✅ お客様で行う作業は荷物の積み下ろしだけ!
運転や車の手配など、面倒な手続きはプロドライバーにすべてお任せ。手間なく・安全にお引っ越しいただけます!
✅備品も無料でレンタルできる
台車やラッシングベルト、毛布など、搬入搬出に必要な道具も無料でレンタル頂けます!
✅ 簡単予約&時間制レンタルで明快
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