春の厄介者「車についた黄砂」の落とし方
こんにちは!東京の運送会社、ハコブ株式会社です。
黄砂が飛来し始めましたね…。洗濯物に汚れがついてしまったり、目の痒みなどの症状に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
黄砂は車にとっても大敵です。
ボディに黄砂が付着したまま放置してしまうと、そのままこびり付いて落ちにくくなってしまいます。
また、黄砂は粒子が尖っている為、誤った方法で洗車を行えば、車体に傷をつけてしまう恐れもあります。
そこで今回は、車に付着した黄砂の適切な落とし方についてご紹介します!
黄砂が車に与える影響
黄砂とは、東アジアの砂漠または乾燥地域の砂塵が、強風によって上空に巻き上げられて飛散し、大気中に浮遊もしくは降下する気象現象のことです。
発生頻度には季節性があり、3月〜5月の春頃がピークと言われています。
黄砂は花粉よりも粒子が細かく、中には硬い鉱物も含まれます。
そのため、タオルやワイパーなどでそのまま拭いてしまうと、車のボディやガラスに擦れ、細かい傷がついてしまいます。
また、車に付着した黄砂は、雨に濡れると粘土の様にこびりつき、落ちにくくなります。
いずれ雨が洗い流してくれるだろう…と放置せず、丁寧に洗車をしていく必要があります。
洗車方法
①大量の水で黄砂を流す
高圧洗浄機を使って水をたっぷりかけ、黄砂を浮かせて洗い流します。
高圧洗浄機がない場合は、ホースの先をつまんで水の勢いを強めたり、散水ノズルを装着しましょう。
②こびり付いた汚れをカーシャンプーで落とす
黄砂を流したら、泡立てたカーシャンプーで固着した汚れを落としていきます。
力強く擦るとボディを傷つける恐れがあるので、柔らかいスポンジや手のひらを使って、優しく撫でるように手洗いしてください。
③カーシャンプーを洗い流す
たっぷり水をかけて、カーシャンプーを洗い流します。カーシャンプーが付着したままだとシミになる可能性があるので、洗い残しのないように気をつけましょう。
④水滴を拭く
吸水クロスを使い、手早く水分を拭き取ります。最初に水滴がたまりやすい上面、次に横面・下部、最後に細かい部分を拭き上げます。ここでも力を入れず、優しく撫でるように拭いてください。また、水分も長く残るとシミになる可能性があるので、拭き残しのないように気をつけてください。
※洗車時の注意点※
・黄砂をいきなりタオルなどで拭くのはNG!車の塗装面に黄砂が擦り込まれ、傷ついてしまいます。
・せっかく綺麗に洗っても、黄砂がまた吸着しすぐに汚れる恐れがあります。なるべく黄砂の少ない、風の弱い時を見計らって洗車してください。
・黄砂の汚れ落としは手洗い推奨です。やむを得ず洗車機を使う場合は、高圧洗浄機などでまず黄砂を流してから、泡がたっぷり出るシャンプーコースで洗ってください。
黄砂の予防方法
黄砂の付着を防ぐために、あらかじめ以下の方法で予防しておくのもおすすめです。
・コーティングをする
コーティングする事で黄砂が吸着しにくくなり、水洗いするだけで汚れが落とせるようになります。
ボディの傷防止や変色防止の効果もあります。
・ボディーカバーをつける
ボディーカバーを使うことで、車体に黄砂がつくのを防ぐことができます。
紫外線が車内に入りにくくなるので、内装の劣化防止にもつながります。
この時期は黄砂で車が汚れやすくなりますが、コーティングなどである程度防止することが可能です。
汚れてしまった場合は、適切な方法で慎重に洗車を行いましょう。
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